金融庁と日銀の連携強化に関する自民党の提言書を受け取る河野行革相(右)=27日午後、東京都千代田区

 自民党は27日、金融庁と日銀の連携強化を求める提言書を河野太郎行政改革担当相に提出した。金融機関に対する金融庁検査と日銀考査を一体的に運用し、金融機関が提出するデータを共有するなどして官民双方の負担を軽減する狙い。金融庁と日銀は本年度中に検討に着手する見通しだ。

 提言では、金融庁検査と日銀考査について「重複している部分もあり、受け入れ側の金融機関の二重負担となっている」と指摘した。新型コロナウイルス流行による企業業績の悪化で金融危機を招く事態を防ぐため、金融庁と日銀が効率的に金融機関の経営状況を監視する必要性にも触れた。