こども消防カーニバルで、ロープを使った救助活動体験をする参加者=徳島市のとくしま動物園

こども消防カーニバルで、ロープを使った救助活動体験をする参加者=徳島市のとくしま動物園

 秋季全国火災予防運動(9~15日)に合わせ、徳島市のとくしま動物園で12日、「こども消防カーニバル」(市消防局主催)が開かれ、親子連れら約400人が防火意識を高めた。

 消防車と救急車計7台が登場し、初期消火や放水、応急手当てなどを体験できる六つのコーナーを開設。救助体験では、水平に張られたロープに命綱を付け、宙づり状態で進む「ロープレスキュー」に子どもたちが挑戦した。防火知識を学ぶ紙芝居のほか、防災啓発をテーマにしたヒーローショーもあった。

 ロープ救助体験をした徳島市の論田小2年安宅玲穏(あたぎれおん)君(7)と論田保育園の来徒(らいと)ちゃん(5)の兄弟は「意外と簡単で、すごく楽しかった」と笑顔を見せた。