「歓喜の歌」高らかに

「第九」里帰り公演で、アンコールに応えて「歓喜の歌」を響かせる合唱団員たち。聴衆も一緒に歌い、会場は感動に包まれた=リューネブルク市のロイファナ大
リューネブルク市庁舎前に大勢の市民が集う週末の市場。鳴門市ドイツ館は、18世紀初頭に建てられたこの市庁舎の外観を模している
リューネブルク市庁舎の裏に立つ鳴門市までの距離を示す標識。「鳴門」の漢字に、姉妹都市締結43年の縁の深さを感じさせる
1989年12月、ベルリンの壁崩壊記念の第九演奏会が開かれたコンツェルトハウス(当時はシャウスピールハウス)。世界的指揮者のバーンスタインがタクトを振り、世界平和を訴えた。建物の前には第九の歌詞を生んだシラーの像が立つ=ベルリン
里帰り公演の本番を前に合唱団を指導する指揮者のトーマス・ドーシュさん(中央)。来年6月に鳴門市で開かれるアジア初演100年記念演奏会でもタクトを振る=リューネブルク市のハウス・デア・キルヒェ
里帰り公演後、ドイツ兵捕虜の子孫と交流する鳴門「第九」を歌う会の会員たち。右端の女性が、板東で第九をアジア初演したトランペット奏者の孫のグードルン・ロートマンさん=ロイファナ大
ボンのベートーベンハウスのホールで第九を歌う鳴門「第九」を歌う会の会員ら。室内楽ホールのため、この場所で第九が披露されたのは初めてだった

ドイツ里帰り公演

 鳴門市の姉妹都市ドイツ・リューネブルク市で、3月11日に催された「第九」里帰り公演を現地で取材した。第1次世界大戦中、鳴門市にあった板東俘虜収容所でドイツ兵捕虜が第九をアジア初演してから2018年6月で100年。そのプレイベントとして、認定NPO法人鳴門「第九」を歌う会をはじめ、日本、ドイツ、中国、米国の合同合唱団が「歓喜の歌」を響かせた。首都ベルリンやベートーベンハウスがあるボンも巡り、ベートーベンが第九を生んだ古里ドイツの風景を写真に収めた。