襲撃テロの現場となった教会から運び出される犠牲者の遺体=29日、ニース(ゲッティ=共同)

 【パリ共同】フランス南部ニースで男女3人が殺害された教会襲撃テロ事件で、同国の対テロ検察幹部は29日、捜査当局が拘束した容疑者は20代のチュニジア国籍の男で、9月後半に地中海のイタリア・ランペドゥーザ島を通じて欧州に入ったと明らかにした。当局は犯行の経緯や共犯者の有無などを追及する。

 事件を受けて現地入りしたマクロン大統領は記者団に対し「イスラム過激派によるテロだ。フランスが攻撃を受けた」と述べて非難した。欧州連合(EU)首脳らは「われわれが共有する価値観への攻撃を、最大限に非難する」との共同声明を発表し、フランスへの連帯を表明した。