5連戦初戦の群馬戦に向け、フィジカルメニューに取り組む徳島の選手=徳島スポーツビレッジ

 J2で2位の徳島ヴォルティスは11月1日午後6時から、前橋市の正田醤油スタジアム群馬で20位の群馬と戦う。今節から今季5度目の5連戦がスタート。群馬の後も磐田(8位)、東京V(11位)、栃木(9位)、山形(7位)と手ごわい相手との対戦が続き、J1昇格(2位内)への正念場となる。これまで4度の5連戦はいずれも初戦を制して流れをつくってきており、今節もしっかり勝ち切って首位奪取へうまく滑り出したい。

 前節の新潟戦後、2日間のオフを取った選手たちは心身両面でリフレッシュした様子。30日は板野町の徳島スポーツビレッジでフィジカルメニューなどをこなした後、非公開にして戦術確認を行った。

 群馬はここまで9勝2分け18敗(勝ち点29)とリーグで最も負け試合が多く、総失点47も3番目に多い。ただ、前節こそ磐田に3失点して敗れたものの、その前までの5試合では計1失点。守備の立て直しが図られつつある。

 好セーブが光る徳島のGK上福元は群馬のキーマンに高校時代から対戦してきた同い年のFW大前を挙げ、「キックの精度や一瞬の駆け引きは抜群。彼にやられたくない」とライバル視。クロスの本数が多い群馬対策として、今週は横からのボールに対する守り方の確認に時間を割いたと明かし「相手の強みと徳島の課題がマッチすることになるが、そこで簡単にやらせなければ自信になる」と語った。

 今節からの5連戦は中2日が2度もある超過密日程。前半戦の戦いではいずれの相手にも完封勝ちしたとはいえ、群馬と東京V以外は1桁順位をキープしており、気の抜けない戦いが続く。

 MF西谷は「5戦全勝できれば優勝に近づくし、取りこぼすと厳しい戦いを強いられる」と見ており、群馬戦に向けては「まずは先制できるかどうか。前線にどんどんボールを入れて相手に怖さを与える攻撃を仕掛けたい」と力強く話した。

 徳島はここまで16勝8分け5敗(同56)。