徳島県中学校長会は15日、2018年度の県内公立全日制高校への進学希望調査(6日時点)の結果を発表した。各高校の募集定員決定後、初めての調査。総定員5815人を453人上回る6268人が希望し、平均競争倍率は前年度と同じ1・08倍となった。
県内の中学3年生は前年同期より277人減の6584人。このうち公立全日制の希望者は6249人で、希望率は94・91%と、前年同期を0・36ポイント下回った。過年度生2人と県外からの希望者17人を含めると6268人になる。
県内の中学3年生の学科別希望状況は、普通科が4491人で71・87%。総合学科が260人で4・16%、専門学科は1498人で23・97%となった。学校別の状況は《別表》の通り。
競争倍率が高いのは▽城南・普通(学区外)3・68倍▽徳島北・普通(学区外)3・18倍▽城東・普通(学区外)2・48倍▽城北・普通(学区外)2・05倍▽阿南光・機械ロボットシステム1・74倍―など。
公立全日制以外の進学希望者は331人。内訳は定時制42人、私立153人、特別支援学校や県外の高専など「その他の高校等」が136人。これらを含めた全体の進学希望率は99・94%で前年度を0・03ポイント下回った。