昨年2~3月に徳島市の路上などで女性3人に性的・身体的暴行を加えたとして、強制わいせつ致傷などの罪に問われた元銀行員の被告(24)=徳島市=の控訴審判決が10日、高松高裁であった。杉山愼治裁判長は懲役5年とした一審徳島地裁の判決を破棄し、懲役4年6月を言い渡した。

 判決理由で杉山裁判長は、被告が一部被害者に178万円余りを賠償したことや、犯行が飲酒の影響で衝動的だったことを考慮したと説明した。「一審判決には事実誤認があり、量刑が重すぎて不当」などとしていた訴えについては「不当とまでは言えない」と退けた。

 判決によると、昨年2月27日、20代女性の下半身を触るなどした。3月1日には10代女性に約55分間にわたって性的暴行を加えるなどし、約1週間のけがを負わせた。また同日に別の10代女性の髪を引っ張る暴行をした。