四国霊場5番札所・地蔵寺(徳島県板野町羅漢)の境内で、存在感を放つ大イチョウ。樹齢約800年といわれ、木陰で休むお遍路さんたちを優しく包み込む。ドローンを70メートル上昇させた。黄色に色づき始めた葉がゆらゆらと風に揺れ、眼下に広がる街並みと相まって穏やかな時間の流れを感じる。

 

 岡本慈勝(じしょう)住職(77)は「見頃は11月下旬。今年は台風被害がなく、葉が痛んでいない。10年に1度の美しい紅葉が見れそう」と期待する。

 

 木が葉を落とした後、境内一面に広がる「落ち葉のじゅうたん」を楽しみに訪れる人も多い。やがて訪れる本格的な冬は、春の再生に向けエネルギーを蓄える大切な時間となる。

※特別な許可を得て撮影しています。