[上]おじいちゃんの甲子園大会に出場する徳島クラブのメンバー=美波町奥河内のみなみらいグラウンド[下]国府球友クラブのメンバー=徳島市上吉野町3の吉野川運動広場

 60歳以上の愛好者でつくる軟式野球チーム徳島クラブ(美波町)と国府球友クラブ(徳島市)が、28日から神戸市のほっともっとフィールド神戸(神戸総合運動公園)で初めて開かれる還暦野球大会「おじいちゃんの甲子園大会」に出場する。両チームとも記念すべき第1回大会の優勝を目指し、気合十分で練習に打ち込んでいる。

 徳島クラブは、25年前に結成。徳島市や美波町など3市4町に住む60~74歳の28人が所属し、月2回ほど阿南市や美波町のグラウンドに集まり、汗を流している。

 多田正美会長(75)=阿南市羽ノ浦町岩脇=は「メンバー同士の仲が良く、野球経験者も多い。出場するからには優勝したい」と意気込んでいる。

 国府球友クラブは、60~83歳の男性45人でつくり、池田高校やPL学園(大阪)など高校野球の名門校出身者もいる。全日本生涯野球近江富士杯大会など全国規模の大会での優勝経験もある。

 川原忠雄監督(75)=徳島市国府町西矢野=は「高校生が甲子園に出場するぐらいの気持ちで練習に励んでいる」と話している。

 おじいちゃんの甲子園大会は、滋賀、奈良などの行政関係者らでつくる一般社団法人・日本生涯還暦野球協会が主催。2015年から各地で予選大会があり、同年11月に滋賀県守山市であった大会で徳島クラブが、16年11月に奈良県宇陀(うだ)市の大会で国府球友クラブがそれぞれ出場権を獲得した。予選大会を突破した9府県12チームが、今月28~30日の3日間、頂点を目指して熱戦を繰り広げる。