急な上り坂を懸命に駆け上がるランナー=勝浦町坂本

 山あいにある勝浦町坂本地区の地形を生かした「さかもと坂道マラソン」(さかもと元気ネットワーク主催)が26日、初めて開かれた。県内外のランナー331人が、大小さまざまな坂道を駆け上がり、爽やかな汗を流した。

 最大標高差224メートルと起伏の激しい9・8キロをはじめ、6キロ、2・9キロ、1キロの4コースが設けられた。午前10時から、ランナーはコースごとに太鼓の合図でスタート。連続する上り坂に苦しみながら、懸命に走っていた。

 地区の住民ら約150人は旗を振って声援を送ったり、ミカンやキンカンを配ったりして応援。1人が制限時間を超えたものの、全員が完走した。

 9・8キロのコースに出場した上原充裕さん(52)=阿南市下大野町畑田、会社員=は「予想以上にきつかったが、自然の中を走るのは気持ちよかった」と額の汗を拭った。

 大会のリーダーを務めた内谷安宏さん(36)=同町坂本、農業=は「坂本地区の良さをたくさんの人にアピールできた。地区の名物として、来年以降も開きたい」と話した。