徳島県議会11月定例会が27日、開会した。2019年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の事前キャンプ地誘致に向け、鳴門大塚スポーツパーク球技場(鳴門市)の芝生を改修する1億1千万円の2017年度一般会計補正予算案(累計額4942億8105万円)など29議案を上程し、飯泉嘉門知事が所信表明した。知事は事前キャンプ地誘致に関し、「球技場をワンランク上の施設へと改修することで確実なものにしたい」と意気込みを語った。30日に本会議を再開し、代表・一般質問に入る。

 県は、W杯でジョージアを対象に事前キャンプ地の誘致を進めている。5月にジョージア代表のチーム関係者が球技場を視察し、チーム監督が芝の改善などを条件に実現に前向きな考えを示した。

 ジョージアは、19年9月23日に愛知県の豊田スタジアムで初戦を行うことが決定。知事は「キャンプ地選定は大詰めを迎えたところであり、徳島の魅力を最大限アピールし、誘致実現に向けてしっかりと取り組んでいく」と述べた。

 球技場の改修工事は芝生の張り替えで、競技環境を向上させて競技者の負担軽減につなげる。自動散水設備(スプリンクラー)も設置し、管理機能を向上させる。18年3月に着工し、同12月までの完成を目指す。総事業費は4億1千万円で、残り3億円は18年度当初予算に計上する。

 本会議ではこのほか、県が9月定例会で提案し、閉会中の継続審査となっていた16年度一般会計・特別会計決算認定議案と、病院事業会計など5件の企業会計決算認定議案を可決した。