生殖補助医療で生まれた子どもの親子関係を明確化する民法の特例法案を巡り、記者会見する石塚幸子さん=24日、厚労省

 第三者が絡む生殖補助医療で生まれた子どもの親子関係を明確にするための民法の特例法案を巡り、実際に精子提供で生まれた東京都の石塚幸子さん(41)らが24日、厚生労働省で記者会見した。「提供者が分からないことや、親に真実を隠されてきたことで子どもは苦しむ」と強調。遺伝上の親の情報を得る「出自を知る権利」が保障されないまま、法案を通すべきではないと訴えた。

 法案は(1)女性が提供卵子を使って出産した場合、出産した女性が母(2)妻が夫の同意を得て夫以外からの精子提供で妊娠した場合、夫は自分の子であることを否認できない―といった内容。今国会で成立の見通し。