国道を逆走した後、衝突事故を起こした男の軽トラック=小松島市日開野町(画像の一部を加工)

 対向車線の車に正面衝突し、運転手らにけがを負わせたとして、徳島県小松島署は25日、自動車運転処罰法違反(過失致傷)の疑いで、徳島市の塗装業の男(45)を現行犯逮捕した。男は事故前に国道を約5キロ逆走して複数の車と接触する事故も起こしたとみられ、署は道交法違反(事故不申告)の容疑でも捜査している。

 逮捕容疑は午後1時5分ごろ、小松島市日開野町勝久の県道を軽トラックで走行中に対向車線にはみ出し、停車していた軽乗用車に正面衝突。軽乗用車を運転していた徳島市の30代男性と同乗の60代女性に、両膝打撲などの軽傷を負わせたとしている。

 署によると、事故の5分前に「国道を軽トラックが逆走している」と通報があった。日開野町の国道を南から北へ逆走する男の軽トラックを発見し、パトカー2台が追跡。停止命令に従わず走行を続け、交差点を左折して県道に入り、事故を起こした。男にけがはない。

 男は小松島市大林町から日開野町までの国道を約5キロにわたって逆走したとみられる。署には国道で物損事故に遭ったとの通報が複数あり、関連を調べている。

 男は軽乗用車に衝突したことは認め、逆走の理由は黙秘している。