オキナワウラジロガシの巨木=沖縄県国頭村

 昨年10月末の火災で焼失した那覇市の首里城正殿の復元で、沖縄在来種の木材として沖縄県産のオキナワウラジロガシと長崎県産のイヌマキを調達する方針が26日、決まった。内閣府沖縄総合事務局が市内で開いた有識者による技術検討委員会の会合で確認された。

 オキナワウラジロガシ6本を正殿の梁に、イヌマキ4本を正殿正面の「向拝柱」に用いる。いずれも琉球王朝時代の正殿に使われたと推定されている。1992年の前回復元では沖縄県内で適した大きさの木材がなく、宮崎や鹿児島から調達した。

 正殿の大部分に国産ヒノキを用いることが既に決まっている。