衝突した列車と乗用車=27日午前8時26分、徳島市富田橋6

 27日午前8時15分ごろ、徳島市富田橋6のJR牟岐線・二軒屋-阿波富田駅間にある横土手踏切で、踏切内で立ち往生していた乗用車と、午前7時牟岐発徳島行きの特急「むろと2号」(2両、乗客54人)が衝突した。車を運転していた徳島市の会社員女性(30)と右後部座席に乗っていた長女(3)が市内の病院に運ばれたが、大きなけがはなかった。列車の乗員乗客にもけがはなかった。

 徳島中央署によると、女性の車は踏切を西から東へ渡ろうとしたところ、周辺道路が渋滞した影響で踏切内で立ち往生した。遮断機が下りてきたため、目撃者が警報器の非常ボタンを押し、列車の運転士が約100メートル手前でブレーキをかけたものの間に合わず、列車の左前部と車の右側面が衝突した。

 JR四国によると、列車は現場に約50分間停車し、徳島-阿南駅間で約1時間10分にわたって列車の運行を見合わせた。このため、後続の普通列車上下2本が運休したほか、特急、普通合わせて上り4本が最大で1時間遅れ、約900人に影響が出た。