京都大などの研究者が2011年に発表した植物学の論文の中で、実験結果を示した画像が不適切に切り貼りされたか改変されたとの懸念があると、掲載した米科学誌プロスバイオロジーが27日までに発表した。

 責任著者の鹿内利治教授は「具体的な内容や経緯については答えられない。大学を通して対応する」と話した。京大は「回答を差し控える」とした。

 論文は、シロイヌナズナの葉緑体にあるタンパク質の働きに関するもので、京大に当時在籍していた中国人研究員が実験を企画して実施し、筆頭著者となった。雑誌側は画像の一つに、一部だけ加工したと思われるものがあったことを問題視した。