うっすらと雪化粧した剣山山頂付近=28日正午

 剣山(1955メートル)で28日、初雪と初冠雪を観測した。いずれも昨年と同じ日だった。

 標高1750メートルにある観光登山リフト西島駅付近から山頂にかけて、クマザサなどがうっすらと白くなった。小雪が強風にあおられ、登山道沿いの木々の枝にびっしりと氷が張り付いていた。剣山頂上ヒュッテの外壁に掛けられた寒暖計は、正午時点で氷点下2度を指していた。

 勝浦町沼江の介護士の女性(47)は「冬の剣山は初めてだったけど、霧氷が見られて良かった。今冬は何度か登ろうと思う」と話した。

 徳島地方気象台によると、28日日中の最低気温は那賀町木頭和無田5・7度、三好市東祖谷京上5・8度、同市池田町6・5度など、平年を2~5度上回った。上空1500メートルに氷点下1~2度の寒気が流れ込み、標高の高い所で気温が下がり雪になったとみている。29日は平年並みになる見込み。