漂着した海洋プラごみを示す黒川さん=鳴門市鳴門町土佐泊浦

 全国の高校生による研究活動「海洋プラ問題を解決するのは君だ!」(東京大学大気海洋研究所など特別協力)に携わっているメンバー10人が、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使い、徳島県内のリサイクル関連の現場2カ所をオンラインで見学した。

 徳島市応神町東貞方のプラスチック再生利用業・ハイプラの松崎久美子取締役(52)が、廃プラスチックを種類や色で分別し、新たな製品に再生する工程を説明。鳴門市内の海岸清掃活動「うずしおクリーンアップ」を主催する黒川剛史さん(43)は、漂着した空きボトルをタブレットのカメラで映すなどして、プラごみの実態を解説した。

 22日に見学した都内の高校1年、大森智加さん(16)は「廃プラスチックは機械で分別していると思っていたが、実際には多くの人の手がかかっていると分かった。リサイクルを進める上でどんな問題があるのか、解決にはどのような方法があるのか、考え続けたい」と話した。

 研究活動は徳島文理高3年の松本杏奈さん(17)らが主体となり、今年3月に実行委員会を組織。全国の高校生約100人が三つのテーマ別に解決策をまとめ、来年2月の国際会議で発表する。

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