捜索に向かう美馬署員ら=1日午前7時半ごろ、つるぎ町一宇

 11月30日につるぎ町一宇の八面山(やつらさん)(1312メートル)で登山中に遭難した美馬市穴吹町の60代男性は1日午前9時10分ごろ、山頂から南東へ約300メートルの杉林で保護された。男性にけがはないものの、倦怠(けんたい)感があることから美馬市の病院に搬送された。

 美馬署などによると、午前6時半ごろに署員と美馬西部消防組合消防署員、地元消防団員の計9人で捜索を始め、呼び掛けに答える声が聞こえて男性を発見した。県の防災ヘリで引き上げられる場所まで連れて行き、救急車を乗り継いで病院へ運んだ。

 男性は30日午前8時半ごろに登山を始め、午後0時15分ごろに山頂に到着。午後1時15分ごろから下山していたところ、道に迷った。干し柿などの非常食や登山用のコンロとガスなどを所持しており、レジャーシートを体に巻き、茶を沸かすなどして暖を取っていたという。