ミナミテナガエビの種苗

 四万十川流域の高知県中土佐町と地元企業の松下商店は1日までに、川エビの一種「ミナミテナガエビ」の種苗を11万匹生産し、量産化に成功したと発表した。2015年に養殖事業を開始し6年目の達成に、町の担当者は「10万匹を超える量産は世界初の快挙」と喜ぶ。食用にブランド化し、地域活性化にもつなげたい考えだ。

 ミナミテナガエビは四万十川に生息する。四万十川のエビ類の漁獲量は1990年代前半、年間約40トンもあったが、14年には約1トンまで激減した。乱獲が減少の一因と指摘され、同町が資源回復のため養殖事業に取り組んできた。