税込み10万8000円で販売された「さくらももいちご」=大阪市の阪神百貨店梅田本店

 徳島県佐那河内村産のブランドイチゴ「さくらももいちご」の初競りが1日、大阪市中央卸売市場であり、16個入りの1箱が10万円で競り落とされた。1個に換算すると6250円。過去最高額だった2019年の15万円(20個入り)を下回ったものの、18年と並び過去2番目の高値が付いた。

 JA徳島市佐那河内支所が16~28個入りの進物用93箱などを出荷。仲卸業者が次々と競り落とし、「フルーツキング」(大阪市)が最も粒の大きい1箱に最高値を付けた。商品は阪神百貨店梅田本店(同市)の果物売り場で販売された。

 JA徳島市ももいちご部会によると、今季は天候に恵まれて生育が順調という。栗坂政史部会長(46)は「新型コロナウイルス下で十分に評価していただいた。さらに品質向上を目指したい」と話した。

 さくらももいちごは「ももいちご」の後継ブランドとして2008年度から出荷を開始。今季は22戸が約2・8ヘクタールで栽培し、来年春にかけて前年並みの80トンの出荷を見込んでいる。