四国霊場5番札所・地蔵寺(徳島県板野町羅漢)で2日、樹齢約800年といわれる大イチョウのライトアップが始まった。ほのかな月光の夜空に黄金の葉が鮮やかに浮かび上がり、境内は幻想的な雰囲気に包まれている。

ライトアップされた地蔵寺の大イチョウ=2日、板野町羅漢

 寺のシンボルにもなっている高さ約20メートルの大イチョウ。今年は台風の影響を受けず、暖かい日も多かったことから葉の散りが遅い。落葉後の「黄金のじゅうたん」を楽しみにしている人も多いが、散り際を前にもう一度巨木の存在感を味わってもらおうと企画された。

 岡本慈勝住職(77)は「今年の紅葉は期待通りの美しさ。少しの期間だが楽しんでもらいたい」と話している。ライトアップは午後5時から8時までで、葉がきれいな間は続けられる。