徳島中央署

 クラクションを執拗(しつよう)に鳴らして危険な追い越しをしたとして、徳島中央署が2日、道交法違反(あおり運転)の疑いで、徳島市の40代男性会社員を書類送検したことが捜査関係者への取材で分かった。あおり運転を厳罰化した6月の改正道交法施行後、県内でのあおり運転の摘発は初めて。

 捜査関係者によると、書類送検容疑は10月2日早朝、徳島市の国道などで乗用車を運転中、前方を走っていた同市の60代男性会社員のライトバンの走行を妨害する目的でクラクションを鳴らしながら急接近。無理な追い越しをした際にライトバンと衝突する事故を起こし、著しい交通の危険を生じさせたとしている。

 県警は、目撃者からの通報を受け、あおり運転の様子を捉えたドライブレコーダーや周辺の防犯カメラの映像を解析するなどし、捜査を進めていた。40代男性会社員は容疑をおおむね認めている。

 改正道交法は、車間距離不保持や執拗なクラクションなどの10行為をあおり運転の対象とし、罰則は最高で5年以下の懲役または100万円以下の罰金とした。免許は即取り消しで、再取得できない欠格期間は最大3年と定めている。