2019年4月、バングラデシュ・ベンガル湾の島に建設されたロヒンギャ難民向け居住区(共同)

 【ニューデリー共同】バングラデシュ政府は3日、隣国ミャンマーから逃れてきたイスラム教徒少数民族ロヒンギャの一部を、本土の難民キャンプからベンガル湾の島に移送する作業を始めた。地元メディアが報じた。島にはロヒンギャ難民約10万人を収容するためにバングラデシュ政府が建設した居住区があり、まず約2500人を移送する計画という。

 難民キャンプの過密緩和を図りたい考えとみられるが、島は低地のため、国連や人権団体は高潮による浸水の恐れがあると懸念している。

 ロヒンギャは100万人以上が丘陵地帯のキャンプで暮らし、竹などを使った簡素な住居が密集している。