開店に向けて「鬼滅の刃」の最終巻を並べる書店員=徳島市の平惣徳島店

 劇場版アニメが大ヒット上映中の「鬼滅の刃(きめつのやいば)」の原作単行本最終巻となる23巻が4日、全国で一斉に発売された。徳島県内の書店でも大量入荷して特設コーナーを設ける「全集中」態勢を取っており、開店直後から多くのファンが訪れて買い求めた。

「鬼滅の刃」最終巻と、同時発売された外伝を買い求める親子=徳島市の平惣徳島店

 県内書籍販売大手の平惣徳島店(徳島市)では、23巻を約1000冊入荷。大勢の来店を見越して店員数を通常の1・5倍に増やし、午前9時の開店前にレジの前と漫画コーナーの2カ所に平積みにした。オープン直後から登場キャラクターのグッズを身に着けたファンらが次々と訪れ、レジ前には長い列ができた。在庫について問い合わせる電話も多く寄せられており、週末にはより多くの客が訪れると想定して店員をさらに増やして対応することにしている。

 家族全員で「鬼滅の刃」を愛読している尾原正人さん(52)=徳島市八万町、通信工=は「仕事や学校で買いに来られない家族に代わって買いに来た。子どもたちが学校から帰って読むのを楽しみにしているので、手に入れられてよかった」と笑顔を見せた。