サッカーJ2のJ1昇格と優勝争いが大詰めを迎えている。徳島ヴォルティスは2日の第38節北九州戦で快勝して勝ち点を80に伸ばし、次節の水戸戦(午後2時からケーズデンキスタジアム水戸)に勝つと2位以内が確定。2014年以来のJ1復帰が決まる。残り4節で昇格へのマジックは1。次節引き分けか負けても、3位長崎(勝ち点70)の結果次第で昇格が決定するという優位な状況だ。

 徳島にとってボルテージが高まる次節だが、仮に徳島が引き分けて昇格が持ち越しとなっても、他チームの戦況次第では、ホームの第40節千葉戦(午後2時から鳴門ポカリスエットスタジアム)で「J1昇格」と「J2優勝」を一度に味わえる可能性が残されている。

 そのための条件としては、次節の第39節で▽徳島が引き分け(勝ち点81)、福岡が負け(同74)、長崎が勝つ(同73)-がそろうこと。

 徳島が第39節で引き分け第40節で勝てば勝ち点は84。福岡は第39節で負ければ、第40節以降に全勝しても勝ち点83止まりとなり、長崎は82が最大となる。いずれも1位徳島に及ばない。徳島が第40節千葉戦に勝つことで「ダブル歓喜」が味わえる。

 もちろん、圧倒的優位にいる徳島としては、次節水戸戦で勝って無条件で昇格を決めたいところ。他チームの戦況や、半ばダブル歓喜への「虫のいい」条件がそろうことを待つのはナンセンスではある。ただ、ここまで快進撃を見せたチームと、それを支えたサポーターたちに報いるそんなサプライズが用意されている。