4日、エルサレム旧市街の東にあるキリスト教の聖地ゲッセマネに隣接する「万国民の教会」と消防隊員(AP=共同)

 【エルサレム共同】イスラエルの警察は4日、エルサレム旧市街の東に位置するキリスト教の聖地ゲッセマネに隣接するカトリック系の教会「万国民の教会」に対する放火未遂の疑いでユダヤ人の男を逮捕した。

 警察は、50歳前後の男に政治的な動機はないとみている。カトリックの地元代表組織は「神聖で貴重な場所に対する恥ずべき行為を非難する」との声明を発表し、徹底した捜査を求めた。

 新約聖書によれば、ゲッセマネはイエス・キリストが処刑前夜に苦しみながら祈った場所で、現在の教会は1910~20年代に再建された。「苦悶の教会」とも呼ばれ、キリスト教の聖地の一つ。