一つ一つ手作りされるしめ縄=鳴門市大麻町の「藤川商店」

 正月用のしめ縄作りが鳴門市内の老舗店で最盛期を迎え、職人がわらの編み上げに追われている。7日、中四国と京阪神への本格的な出荷が始まった。

 しめ縄製造卸業「藤川商店」(同市大麻町姫田)では、藤川敏夫代表(67)らが作業。県内で玄関用として主流の、片方の先端を反らせた「えびじめ」など約50種類を一つ一つ手作りしている。

 枯れる前に刈り取った青いわら(長さ約1メートル)を200本ほど束ね、わらの片方を足で押さえながら手際よくより合わせる。出荷前にダイダイの実やウラジロの葉を付けて出来上がり。作業は28日まで続く。

 中四国と京阪神の量販店で販売される。大、中、小があり、小売り価格は700~1300円。全長約60センチの中型(千円前後)のえびじめが売れ筋という。