県などがブランド化を目指しているアシアカエビの料理教室が、石井町石井の県農林水産総合技術支援センターで開かれ、親子連れら55人が調理に挑んだ。
徳島市漁協に水揚げされた新鮮なアシアカエビを、1人4尾ずつ用意。参加者は背わたを取ったり、竹串で刺したりして、刺身、塩ゆで、うま煮の3品を作った。
家族4人で調理した大杉凪菜さん(11)=千松小学校5年=は「ぷりぷりして甘いし、臭くなくておいしかった。エビは好きじゃなかったけど、このエビはおせち料理に入れたい」と笑顔を見せた。
アシアカエビのうんちく講座や、生きたエビに触れるコーナー、ブラックタイガーやバナメイエビなどとの食べ比べもあった。
アシアカエビは冬場が漁の最盛期で、正月用料理などに用いられる。同センターによると、今期は豊漁の見通し。