果樹オーナー制度 キウイ狩り 楽しめる

 果樹栽培が盛んな嵯峨地区は1口1万円で年間契約すれば、決まった量の収穫ができる果樹オーナー制度がある。対象となるのはスダチ、ミカン、ユズ、キウイの4種類。御間都比古神社近くにある東野弘之さん(73)の果樹園は唯一、キウイ狩りが楽しめる。

写真を拡大 キウイを栽培する東野さん=佐那河内村下モノミ石

 「自然に近い状態で育てているので、大ぶりで甘いのが自慢」と東野さん。家族連れをはじめ、飲食店の店主やバーテンダーなどが契約している。

 収穫期は10月下旬から11月中旬まで。収穫後に10日ほど追熟しなければ食べられないものの、東野さんの園では収穫を体験した人に食べ頃のキウイも提供してもてなしている。

 果樹オーナー制度は、佐那河内をより身近に感じてもらおうと、1997年に始まった。今年は新型コロナウイルスの影響で中止になったが、園主でつくる運営会は毎年、オーナーを招いてアユのつかみ取りなどの川遊びイベントを開いている。

 東野さんは「オーナーさんとの触れ合いや、子どもたちの成長を楽しみにしている。体力がある限り続けたい」と言う。オーナーは、権利が2016年に村のふるさと納税の返礼品に加えられてから増加し、12月1日時点で156人(214口)となっている。

 問い合わせ、申し込みは村産業環境課<電088(679)2115>。