田植え前の水田でラグビーを楽しむ「田んぼラグビーin美馬」(実行委主催)が12日、美馬市穴吹町穴吹であり、県内外の14チーム約150人が泥の中を駆け回った。
1枚の水田に縦30メートル、横15メートルの「フィールド」を二つ設け、それぞれで10分間、5人制の試合を行った。タックルは禁止で、ボールを持った相手に両手で5回触ると攻守が入れ替わるルールで実施した。
参加者は泥に足を取られて転んだり、トライを決めるために飛び込んで全身泥だらけになったり。会場は終始、笑い声に包まれた。
折目真咲さん(11)=貞光小6年=は「こんなに泥まみれになるのは初めて。楽しかった」と話していた。イベントはラグビースクールなどでつくる実行委がラグビー普及などを目的に初めて企画した。