初優勝を決めシャーレを掲げる岩尾主将(中)=福岡市のベスト電器スタジアム

メッセージボードを掲げ優勝を喜ぶ徳島サポーター=鳴門ポカリスエットスタジアム

【PDF号外】

 サッカーJ2で首位の徳島ヴォルティスは20日、福岡市のベスト電器スタジアムで行われた今季最終戦で2位の福岡に0-1で敗れ、勝ち点84で並んだものの、得失点差で上回って初優勝を果たした。

⇒PDF号外はこちら

 両チームの通算成績は25勝9分け8敗。徳島の得失点差はプラス34、福岡はプラス22と12点上回った。前節勝って7年ぶりのJ1昇格を決めた徳島と、同じく5年ぶりの復帰を決めた福岡が最終節で激突。白熱した攻防を繰り広げた。

 スペイン人のリカルド・ロドリゲス監督が4年目の指揮を執った徳島は、ボールを回しながら守備のほころびを突く「ポゼッションサッカー」の成熟度が高く、一度も連敗のない安定した戦いぶりが光った。

 新型コロナウイルスの影響で2月23日の開幕戦後、リーグ戦は約4カ月中断。再開後は中2、3日の5連戦が6度組まれるなど過密日程で行われた。選手のコンディション調整も鍵を握る中、けがによる離脱が少なく、コーチ陣やトレーナーらクラブの力を結集し、創設から16年目で初めて頂点に立った。