殺処分した鶏を埋却する県職員=阿波市内(県提供)
殺処分した鶏を埋却する県職員=阿波市内(県提供)

 徳島県は20日、鳥インフルエンザが発生した阿波市の養鶏場で防疫措置を続け、殺処分した鶏8149羽の埋却を終えた。県職員計331人が交代で鶏舎や敷地内の消毒作業などに当たっており、21日には防疫措置を完了する見通し。

 県によると、19日午前11時半ごろから養鶏場近くの用地に重機で穴(縦20メートル、横6メートル、深さ4メートル)を掘り、20日午前2時45分ごろまでに全ての鶏と卵が入った計45袋を処分した。同日の日中は、鶏舎内に消石灰をまくなど消毒作業を続けた。

 21日に防疫措置を終えることができれば、半径3キロ圏内で卵や鶏の移動を禁止する「移動制限区域」の設定を来年1月12日に、半径3~10キロ圏内で区域外への搬出を禁じる「搬出制限区域」を1月1日にそれぞれ解除する。

 感染経路を特定するため19日に現地入りした農林水産省の「疫学調査チーム」は、20日も鶏の飼育状況や施設の管理体制などを調べた。現地調査の分析結果を近く公表する。

 また、今回の鳥インフルエンザは国の遺伝子検査で「H5N8型」の高病原性ウイルスと確認された。県によると、香川県や兵庫県などで発生している鳥インフルエンザと同型だという。

【作業の様子】