臨時記者会見を行う飯泉知事=20日、徳島県庁

 徳島県は20日、新型コロナウイルスに那賀町の20代会社員男性と徳島市の70代無職男性が感染したと発表した。20代男性は肺炎の症状があり中等症で、70代男性は軽症。県内の感染者は累計191人となった。

 20代男性は14日に40度の熱やせき、頭痛などの症状が出たものの、高熱のまま15日まで屋外での業務に従事。インフルエンザ感染を疑って16日に医療機関を受診したが、熱が下がらなかったため18日に再受診し、抗原検査を受けた。県は感染経路について調査中としている。

 濃厚接触者は9人で、このうち同居家族1人は19日の検査で陰性だった。県は残りの家族1人、友人1人、職場の同僚6人の検査を進める。

 70代男性は1人暮らしで10日に喉の痛みを覚え、その後に頭痛や発熱の症状が出た。11日から医療機関を受診し始め、4日目の18日に検査を受けた。徳島駅前の飲食店の常連客で、9日にも来店。県は、店には県外客が多いとし、同店で感染した可能性があるとみている。

 年末年始を控え、飯泉嘉門知事は「帰省や旅行によって感染を広げないよう慎重に行動してほしい」などと呼び掛けた。