1千万円相当の銅線などを盗んだとして、徳島県警捜査一課と組織犯罪対策課、板野署は17日、建造物侵入と窃盗の疑いで、いずれもロシア国籍の自称中古自動車買い付け業、セルゲーエフ・セルゲイ(49)とトカチョフ・デニス(42)の両容疑者を逮捕した。

 逮捕容疑は、2015年12月上旬、藍住町内の産業廃棄物処理業者の敷地内に侵入。倉庫などに置かれていたドラム缶や繊維製のコンテナに入った銅線、銅板、真ちゅうのパイプなど計約20トン(時価計約1千万円相当)を盗んだとしている。

 板野署によると、現場に残されたDNA情報などから、両容疑者が浮上。両容疑者は11年ごろから日本に入出国を繰り返しており、17日、成田空港で張り込んでいた捜査員が、出国しようとしていた両容疑者を発見した。

 両容疑者は「そのような事件は知らない」と否認している。県警は、国際的な犯罪集団が関与している可能性もあると見て、背後関係などを厳しく追及することにしている。