若者が地域の課題についてアイデアを出し合う「とくしま若者フューチャーセッション」の成果発表会(徳島県主催)が17日、徳島市のとくぎんトモニプラザであった。
11月に県内2カ所で開かれた会で上位評価を受けた6班が発表。学生や社会人約40人が投票した結果、小松島西高3年齋藤優輔さん(17)や城ノ内高1年久米佳奈恵さん(16)ら7人が提案した「学校でミックストーク」が最優秀賞に選ばれた。
齋藤さんらは政治への関心を高めるため、テレビ会議で他校の生徒と交流する場を設けることを提案。趣味の話などを通じて仲良くなり、気軽に政治の話ができるようになると訴えた。
このほか、参加者からは、人工知能を使ってマッチングする婚活や、地域の住民で「インスタ映え」する投票所を作り、投票を促すプランなどが提案された。県は施策として実現できないか検討する。