飯泉知事

 徳島県のとくしま国民文化祭記念管弦楽団(とくしま記念オーケストラ)事業に絡む脱税事件で起訴された東京の音楽プロダクション「アンサンブル・セシリア」元代表取締役の川岸美奈子被告(58)と飯泉嘉門知事が、2012年の国民文化祭の前後に会食を重ねていたとされる問題で、知事の18日の定例会見での主な発言は次の通り。
 
 -川岸氏と複数回、会食していたとの報道があるが受け止めは。
 
 アンサンブル・セシリア側からの働き掛けとして、一定の限られた人数や「さし」という形でのいわゆる「会食」はないと(県議会の)本会議で答弁した。徳島の旗の下に集まるプロのオーケストラで、演奏会後に慰労会的なものを行ったらどうかと、懇親を深める意味でそういった場を設けた。記事に載っていたのは2度目の国民文化祭を見事にやっていただいたことを受けての会だった。
 
 -打ち上げの場では会食をしたことがあるということか。
 
 それを普通は「会食」と呼ばない。あくまでも打ち上げで、しかも20人を超えていた。働き掛けをする会食というのは非常に狭い人数で行うのが一般。打ち上げや、会議を伴って食事を出すことを会食とは呼ばないのではないか。そういうミスリードを避けようということだった。
 
 -踏み込んで説明しなかったのはなぜか。
 
 踏み込んで答えると誤解を招いてしまう。なんとなく言い訳めいたような形にもなる。「実際は大人数でやる打ち上げはあったけど、会食はありませんでした」。仮にこういう言い方をしていた場合、どのように捉えられるかなと。
 
 -どれくらい食事を共にしたのか。
 
 年に1、2度、打ち上げという形で行った。2012年の国民文化祭の打ち上げ以降は、(演奏家らに)徳島にシンパシーを持って行動していただけるようになったため、打ち上げはする必要がなくなった。
 
 -演奏家には川岸氏も含まれるのか。
 
 演奏家を束ねて連れてきていただくということがあり、(川岸氏も)当然入っていることがある。
 
 -どのくらい払ったのか。
 
 会費制なので1人5000円から6000円ぐらい。高くても1万円まではしなかったと思う。その時参加した演奏家の人数分なので、4万から5万ぐらい。