消石灰をまく作業員=阿波市

消石灰をまく作業員=阿波市

 徳島県は23日、阿波市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生したことを受け、この養鶏場から半径1キロ以内にあるため池と周囲の緊急消毒を始めた。ウイルスのまん延防止が目的。

 半径1キロ以内には直径10~200メートルの農業用ため池などが48カ所あり、池の堤と周囲に消石灰、内側の斜面に逆性せっけん液を散布していく。

 養鶏場近くの直径約20メートルのため池では、県から委託を受けた県建設業協会川島支部の6人が池の周りを除草した後、消石灰20キロとせっけん液約60リットルをまいた。作業は1キロ圏の外側から順に行われ、1月上旬までに一通り終わる予定。

 市内には、ため池ハザードマップに登録されているため池72カ所のほか、個人所有のため池などが点在している。市の職員が週に1回ほど、池の周りに渡り鳥の死骸がないかなどを見回りしている。

 県は今後、県内全域のため池についても農場の近くから順次消毒する。