農林水産省は24日、高病原性鳥インフルエンザが発生した徳島県阿波市の養鶏場を疫学調査した概要を発表した。鶏舎に小型の動物が侵入可能な隙間があるなど、防疫対策の不十分さを指摘した。

 概要では▽従業員が鶏舎に入る際、長靴と手袋の交換をしていなかった▽車両が農場に入る際に消毒をしていなかった▽鳥インフルが発生した鶏舎側面はカーテンとネットで覆われており、ネットは一部の網目(縦5センチ、横4センチ)が大きく破損していた▽鶏舎のネットは巻かれ、小型の野鳥やほ乳類が容易に侵入できると考えられる箇所があった▽鶏舎内でネズミを確認した―などの不備があったとした。

 県は調査概要に基づき、県内養鶏農家への指導を徹底するとしている。