2015年12月の神山町議選で立候補を検討していた男性への出馬断念働き掛けと金銭授受疑惑を巡り、現金提供側の1人とされ、当時議長を務めていた相原浩志町議(71)が20日、徳島新聞の取材に男性への見舞金として選挙後に他者から現金の提供を持ち掛けられたことを認めた。その上で、「金は出していない」と自身の関与を否定。話を持ち掛けた相手は「覚えていない」とした。

 相原町議は、金銭授受への参加を持ち掛けられたことを認め、「見舞金としてだった」「男性の体調がだいぶ悪いというのは聞いていた」と述べた。詳細については「2年前のこと。確実なことは言えない」とし、話を持ち掛けた相手を覚えていない理由は「選挙明けで大勢が家に来ていた時期だったので」と説明した。

 疑惑を巡っては、金銭授受に関わったとされる町議5人の中心人物とされ、当時副議長だった高橋和男町議(66)の後援会幹部が金銭授受の事実を認め「見舞金だった」としている。一方で、現金を渡されて返却したとする男性は「選挙に絡んだ謝礼だった」としている。

 町議会は22日に全員協議会を開き、問題への対応を協議する。