山下消防長(右)から感謝状を贈られる大家主将(左)と三木さん=鳴門市消防本部

 鳴門市撫養町黒崎の金光山で滑落した男性の救助に貢献したとして、鳴門市消防本部は鳴門高校バドミントン部と、近くに住む会社員三木幸弘さん(53)に感謝状を贈った。

 消防本部によると、11月29日午後3時20分ごろ、徳島市の70代男性が登山道から滑落し、動けなくなった。4時ごろ、練習の一環で登山道を歩いていた1年生の堂見(どうみ)栞那(かんな)さん(16)、久米ちなさん(16)、山脇星来(せいら)さん(16)の3人が「助けて」という声を聞いて下山し、コーチらに消防への通報を要請。コーチと現場に戻り、通り掛かった三木さんと協力して男性を斜面から引き上げた。

 救急隊を現場に案内するなど、部員の多くが協力した。男性は足を打撲したが命に別条はなかった。

 消防本部で12月11日に贈呈式があり、大家正輝(しょうき)主将(16)と三木さんに感謝状を手渡した山下浩史消防長は「日没が近く、発見が遅れれば命に関わった。迅速な対応で無事に救出できた」と述べた。

 最初に発見した3人は「命を救えて良かった。もし同じようなことがあれば率先して救助したい」と話した。