陸・海のアクセス向上 沖洲地区

 徳島沖洲ICそばのマリンピア沖洲は、運送や流通などの企業が集まる物流拠点で、東京や和歌山と結ぶフェリーが往来する。徳島南部自動車道が開通すれば陸や海のアクセスが向上し、県内経済の活性化に大きく貢献しそうだ。防災機能の強化も期待される。

 IC近くには、県が徳島新聞社から譲り受けた旧印刷センター(徳島市東沖洲1)があり、災害時の広域物資輸送拠点として整備される。県は海上輸送された支援物資を集約し、高速道路網を使って県内各地に届ける構想を描く。平時は地域活性化を目的にした施設として活用する。

開通に向けて整備が進む徳島沖洲ICの上り線出口付近=昨年12月9日、徳島市北沖洲4

 徳島と東京、北九州を結ぶオーシャン東九フェリーと南海フェリーは、それぞれの乗り場からICまで1・5キロ程度。他県からの利用拡大も見込まれる。

 IC東側では、徳島市中央卸売市場(同市北沖洲4)の移転新築構想が浮上している。2025年度にも着工し、競りの様子を見学できる専用通路や料理教室用の調理室を設置。隣接地を「にぎわい創出エリア」として、食堂や生鮮食料品店、土産物店を整備して観光客らに県産品の魅力を発信する予定だ。