今井ゆうぞうさん

 NHK「おかあさんといっしょ」で10代目の歌のお兄さんとして活躍した歌手で俳優の今井ゆうぞう(いまい・ゆうぞう、本名雄三=ゆうぞう)さんが21日、脳内出血のため死去したことが28日、分かった。43歳。徳島県三好市池田町出身。葬儀・告別式は親族で行った。

 劇団四季に一時所属後、2003年に歌のお兄さんに抜てきされ、19代目の歌のお姉さん、はいだしょうこさんと共に08年まで活躍した。

 映画や舞台、コンサートなどに活動の幅を広げてからも、三好市の「いけだ阿波おどり」に参加するなど古里に貢献。今年5月には池田町の星空をモチーフにして、美馬市在住の音楽ユニット「ゆりり」と共作した曲を出した。

 「ゆりり」の空野ゆゆさんによると今月6日、阿波市内で開かれたコンサートで共演した際、今井さんがステージから転落。病院に搬送され、その日に千葉県の自宅へ帰ったという。空野さんは「新型コロナウイルス収束後に、池田の星空の下でコンサートをしようと話していた。残念でならない」と悼んだ。