徳島県の子どもは肥満傾向の割合が全国平均と比べて高く、8歳と16歳の女子は全国ワーストだったことが22日、文部科学省の2017年度学校保健統計調査速報で分かった。年齢別での全国ワーストは2年ぶり。男女ともほとんどの年齢で全国平均を上回っており、生活習慣の改善が課題となっている。

 調査速報は、4~6月に幼稚園と小中高校で行った5~17歳の男女の健康診断結果を抽出してまとめた。身長、年齢、性別に基づく標準体重より20%以上重い児童生徒を肥満傾向としている。

 県内の女子は5、11歳を除く全ての年齢で肥満傾向の割合が全国平均を上回った。16歳の13・18%(全国平均7・38%)が最も高かったほか、8歳が11・95%(6・55%)、17歳も全国で3番目に高い12・0%(7・96%)だった。

 男子は15歳が全国ワースト4位の16・72%(11・57%)、13歳が11・48%(8・69%)でワースト6位。6歳以外は全国平均を上回り、9~13歳と15~17歳で10%を超えた。

 県教委体育学校安全課は「肥満の背景には生活習慣全般の課題があり、家庭と連携した継続的な取り組みが必要。学校ごとに肥満傾向を分析した上で、今後はより肥満解消に重点を置いた対策を進めたい」としている。

 一方、裸眼視力1・0未満の割合は、幼稚園が23・3%(24・5%)、小学校が31・2%(32・5%)、中学校が53・3%(56・3%)といずれも全国平均を下回った。高校は68・7%(62・3%)と上回った。

 虫歯(処置済み含む)の割合は、小学校が51・5%(47・1%)、中学校が43・8%(37・3%)、高校が53・2%(47・3%)といずれも全国平均を上回った。幼稚園の割合は公表していない。