徳島県鳴門市大麻町の大麻比古神社で23日、社殿にたまった1年間の汚れを払い清める「御煤払祭(おすすはらいさい)」があった。
神事の後、氏子でつくる敬神婦人会の16人が長さ約3・5メートルのササ竹を使い、拝殿の梁(はり)や照明の上にたまったほこりを払い落とし、畳や床板を雑巾がけした。会員の坂本妙子さん(80)=同市大麻町桧=は「みなさんに気持ち良く初詣の参拝をしてもらい、良い出会いに恵まれますようにと祈りながら奉仕しました」と話した。
神社は26日、正月にみこ役を務める女性の研修会を開く。28日には拝殿にしめ縄を飾り付け、門松を設けて迎春準備を整える。