華麗なチアダンスを世界選手権で披露する内藤さん(左)と坂成さん=11月、群馬県高崎市(内藤さん提供)

 第9回チアリーディング世界選手権大会のチアダンスダブルス部門で、徳島市津田本町出身の環太平洋大(岡山市)3年内藤優香さん(21)が銅メダルを獲得した。5月の予選後に練習量を増やし、技のレベルを上げて臨んだ内藤さんは「表彰台に上がれる3位内を目標にしていただけにうれしい」と喜んでいる。

 世界選手権は2年に一度あり、今回は群馬県高崎市で11月に開かれた。チアダンスダブルス部門はアジアや欧州、南米など15カ国から各1組が出場。内藤さんは、ペアを組む坂成祐美さん(21)=環太平洋大3年、福岡県出身=と1分半の演技を2日間行った。

 予選同様、両脚を180度以上開いてジャンプし両手に触れる得意技「トウタッチ」を5回連続で披露。開いた脚の角度は220度に達した。ターン技では、右脚を真上に180度上げる技を新たに取り入れ、審査員の高評価につなげた。2日間の合計得点は300点満点中、1位のフィリピンペアと19・5点差、2位のロシアペアと4点差の215・5点を獲得した。

 大学でダンス部に所属している内藤さんは予選を勝ち抜いた5月以降、部の全体練習の後に坂成さんと約1時間の居残り練習に励み、実力の底上げを図った。「予選よりも2人の動きを合わせられ、笑顔もつくれた」と満足げに語る。

 就職後は仕事に専念したいと考えているため、チアダンスをするのは大学卒業までと決めている。内藤さんは「チアダンスのことを知らない人は多い。大学生活の残り1年余りは、国内大会などで全力の演技を見せ、魅力を広めたい」と力を込めた。