漂着物やペットボトルなどが散乱する県道沿い=鳴門市鳴門町

 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦の県道11号線沿いに発泡スチロールなどのごみが散乱したままになっている。台風による高潮で打ち上げられた漂着物に加え、不法に捨てられたペットボトルなどもある。周辺には大塚国際美術館や鳴門公園があり観光客の通行も多く、市は「景観保全の観点からも撤去を考えたい」としている。

 ごみが散乱しているのは、大塚国際美術館の来館者用駐車場付近の約200メートルにわたる民有地。駐車場のスタッフによると、今年9月の台風18号による高潮で発泡スチロールやプラスチック製のブイなどが打ち上げられたという。

 11月には大塚製薬の社員らでつくるボランティア団体が大きいごみは回収したものの、小さな発泡スチロール片などが残ったままになっている。大半が漂着物だが、中には釣り客が捨てたとみられる弁当の空箱、ペットボトルなども混じっている。

 周辺の住民からは「大鳴門橋が見渡せるなど景色のいい場所で、景観が台無し。観光客のイメージも悪い」などの声が上がっている。

 市は撤去を検討するとともに、不法投棄の防止に向けて地域住民でつくっている監視パトロール隊に対し、より注意深く見回るよう依頼することにしている。