徳島県庁

 徳島県は4日、男子児童、女子中学生、女子高校生の10代3人を含む5人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。児童生徒以外に感染を確認したのは、東京都在住で阿南市に帰省中の20代女性会社員と、徳島市の40代男性会社員。県内の感染者は累計204人となり、初めて確認された昨年2月25日から10カ月余りで200人を超えた。

 県は、児童生徒3人について「5日に詳細を発表する」としている。

 女性は昨年12月30日に帰省した。今月2日に37・6度の発熱や全身倦怠(けんたい)感などの症状が出て医療機関を受診し、簡易的な抗原検査で陽性と判明。3日にPCR検査を受け、感染が確定した。実家の家族3人が濃厚接触者としてPCR検査を受け、陰性だった。

 男性は昨年12月31日に38・8度の発熱や喉の痛みなどの症状が現れ、医療機関を受診。今月3日にPCR検査を受け、陽性と分かった。昨年12月29、30両日は仕事に従事し、両日とも別の同僚1人と県内に出張した。男性に県外での行動歴などはなく、現時点で感染経路は分かっていない。県は、一緒に出張した同僚2人と同居家族4人を濃厚接触者とみている。

 県内の累計感染者数は、昨年8月20日に100人を超えてから約4カ月半で200人に到達。増加ペースはやや速まっている。直近の感染者100人の年代は20代が22人で最多。60代20人、70代17人、50代14人と続く。

 8月下旬にカラオケ喫茶でクラスター(感染者集団)が発生。10月には徳島大生の間で感染が広まった。11月以降はクラスターが発生していないものの、試合で徳島入りしていたサッカーJ2の選手や、遠隔授業になったため帰省していた大学生、香川県を訪れた高校生らの感染が判明。県境をまたぐ移動が活発化し、県外で感染したとみられるケースも目立つ。