佐藤拓海さん(23・阿南市出身)

 「中学生のころはほぼ毎日、放課後とか学校が休みの日にマイ竿を持って川へ出かけてましたね。バス釣りにハマってました。魚がかかったときの感覚が気持ちよくて、どんどんのめり込んでいきました」と佐藤さん。

写真を拡大 「1時間で場所を変えることもあれば1日中同じところで釣ることもあります」。

 釣り歴9年目の現在は、太刀魚、アジ、メバルなどを狙って海釣りも楽しんでいる。社会人になり車を手に入れてからは、高知県東洋町の甲浦港まで遠征するようになった。最近は、アオリイカをターゲットにして訪れる先々の磯やテトラ際をポイントにすることが多いのだそう。

 佐藤さんはエギングでイカを釣る。エビのような形をした餌木(エギ)を水の中へ沈ませ、大きく竿を上下にしゃくって跳ねさせたり、細かく動かして左右に振ったりする。そうすることでイカの注意を引いて、ゲットする手法だ。

写真を拡大 イカ釣りをするときは20~30本の餌木を持っていく。色や重さが違う餌木を、太陽の沈み具合や波の様子で使い分ける。

 「エサで誘き寄せるのではなくて、餌木をどう動かしたらイカが食いつくかを工夫するのが面白いんです。他のことを忘れるくらい集中できるのが釣りの魅力だと思います」と爽やかに話す。現在は休日の大半を釣りに捧げる。仕事はシフト制で、夜勤明けにそのまま海へ向かうこともある。

 「釣りは単純じゃないから楽しいです!」。これまでに釣りあげたイカの中では1.5kgのものが最高記録。今は2㎏あるのを釣って自己ベストを更新するのが目標だ。