優美な作品に足を止めて見入る来場者=徳島市のそごう徳島店

 日本美術院が主催する日本画の公募展「第72回春の院展」の巡回展が26日、徳島市のそごう徳島店で始まり、繊細で優美な作品が大勢の来場者の目を引き付けている。来年1月3日まで。

 日本美術院の同人作家のほか、招待作家や入賞者らの作品78点を展示。中学、高校時代を徳島で過ごし、10月に阿波文化創造賞に選ばれた日本画家芝康弘さん=愛知県在住=の「呼吸」は、馬が厩舎(きゅうしゃ)でブラッシングを受ける様子を淡い色調で表現している。

 名西高校3年の富山悠太さん(17)は「風景がきめ細かく描かれた、写真のような絵が多い。絵画展はあまり訪れたことがなかったけど来て良かった」と話した。

 入場料600円。大学生・高校生以下は無料。28日には、芝さんによるギャラリートークや高校生対象の日本画体験教室がある。